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BAYFM×ぐるっと千葉連動記事「島ちゃんのぐるり千葉さんぽ」 NO.21成田駅編

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ワクワクしてみたい!? なら、新春は成田へ行こう!

 「成田はこれまで仕事でのご縁が多い場所。特に新勝寺への参道では、訪れるたびに良き出会いがありました。今回も楽しみです!」
そう話すのはベイエフエムDJの“島ちゃん”こと島村幸男さん。毎回、千葉の見どころスポットを散歩しており、今回は成田駅周辺を訪れました。
まずは駅前の文化芸術センターで、成田市観光キャラクター「うなりくん」にご挨拶。そしてランチタイムは老舗のうなぎ屋で、特上鰻丼を堪能。さらに参道を進んで名物の甘味をお土産にゲットして、目的地の成田山新勝寺へ参拝しました。
ウィズコロナでインバウンド需要が戻りつつある中、散歩を通して成田駅周辺にも活況が戻りつつあるのを感じられました!

成田市文化芸術センター

なごみの米屋 スカイタウンホール

 
 駅前からスタートし、成田山新勝寺を目指す今回のお散歩コース。最初に訪れたのは「成田市文化芸術センター なごみの米屋 スカイタウンホール」です。JR成田駅に隣接しているのでアクセスもGOOD!
「今日はここで、成田市観光キャラクターの『うなりくん』に会えるということで、楽しみにしてました」と島ちゃん。
成田市文化芸術センターは一見外から見ると普通のビルのようで、3階にあるスカイタウンホールは外からは想像できないような広い空間が。
「意外に広くてビックリ。客席も角度があって見やすそうだし、いろんなことが出来そうなスペースだね!」

 そんな話をしているところへ、うなりくん登場! さっそく記念撮影させていただきました。
「うなりくんはゆるキャラグランプリ2017で、ご当地部門グランプリに輝いたんですよ」と話すのは、こちらの文化国際課の麻生恭子さん。4~5階のスカイタウンギャラリーも案内していただきました。
話せないうなりくんに代わり麻生さんに伺うと、ギャラリーでは様々な企画展を月単位ほどのペースで開催しているそう。「2/5~3/5には『手作りのおひなさま展』があります。皆さんに出品いただいた、ひな祭りにちなんだ手作り作品を展示します」とのこと。
ギャラリーでも、うなりくんと記念撮影してご満悦の島ちゃん。ゆるキャラは皆が笑顔になれる素敵な存在ですね~
「うなりくん、どうもありがとう!」

 

上町菊屋

 スカイタウンホールとギャラリーで、うなりくんとすっかり楽しいひとときをすごした島ちゃん。そろそろランチタイムなので、成田山新勝寺の表参道にある、「上町菊屋」に行きました。
「ここのうなぎを今日は楽しみにしてました! 参拝する方々の多くが美味しいと訪れている老舗名店です」
食べる前からすでに絶賛の島ちゃんが言うとおり、店頭にはうなぎの産地証明書が掲示され、その品質はすでにお墨付きです。
迎えてくださったのは、女将の石𣘺 真衣子さん。 「当店は記録上では江戸中期に、前身の煮売屋(飲食業)である菊屋の名が残されており、創業は江戸中期頃かと思われます」
新勝寺の門前にある店の中でも長い歴史がある老舗なんですね!

 さて島ちゃんがいただいたのは、大きめの丼に1.5尾のうなぎが入った『国産二段鰻丼』(おすまし・香物つき 6750円)と、酢味噌を付けてさっぱりといただく『鯉の洗い』(850円)。
「うなぎは主に鹿児島、静岡、宮崎などから。タレは醤油・砂糖・みりんでシンプルながら、代々注ぎ足して当店ならではのコクの中にもすっきりとした甘みが出るようにしています」と石𣘺さん。 「丁寧に焼き上げているから皮はパリッとしていて、フカフカした身はタレに絡まって、うなぎの旨味をものすごく引き出してる。もう絶品」
一見ボリュームがありそうな二段鰻丼でしたが、島ちゃんの箸は止まりません。
「鯉の洗いもシャキッとした歯ざわりがあって、酢味噌を付けていただくからサッパリした味。うなぎとのコンビネーションが絶妙です」と島ちゃん。
石𣘺さんによると、実は鯉こく(濃い味噌汁つき 800円)も絶大な人気だそうです。正月などは大変な混雑となり、鯉こくが売り切れになってしまうと帰ってしまう熱心な鯉こくファンもいるのだとか。
さらに島ちゃん、勢いに乗ってアイリッシュコーヒー(600円~)もオーダーしました。
「クリームの甘みとコーヒーの程よい苦みあって、すごく飲みやすい! 寒い時期にはあったまりますね」
和モダンな空間の店内で、すっかり寛いだ島ちゃんでした。

なごみの米屋 總本店

 「なごみの米屋」は県内各所に展開していますが、こちらは總本店です。
成田にも数店舗展開されており、駅前から成田山に向かう参拝客であれば、誰もが目にする地元の有名店です。
「こちらの代表商品は、なんといっても羊羹だよね! 成田に来る度に必ず買っちゃいます」と島ちゃん。
店舗スタッフによると、「当店は創業明治32年で、お不動様がはじめて成田に御遷座された場所が、なごみの米屋總本店敷地内にあります」とのこと。表参道に面しており、成田不動尊と深い関わりを持っているんですね!
みると店内には羊羹を主軸に多種多様な和菓子が陳列されていますが、店奥には蕎麦や甘味のいただける喫茶「なごみ茶房」も併設。2階には成田生涯学習市民ギャラリーもあって、地域の方々の作品等を無料でご覧いただけるそうです。
「喫茶の甘味では『白玉あんみつ』(750円)『豆寒天』(420円)など、自家製の手作りメニューがご好評いただいています」とのこと。

 さらに成田山参詣みやげとして定番中の定番である羊羹については、創業時から製造販売しているそうです。早速島ちゃん、いつものように「栗羊羹」(1本2000円)「塩豆大福」(1個140円)をお土産に購入しました。
さらに「2月3日の節分には、豆の量が通常の1.9倍もある、限定の『塩豆大福』が販売され、ほかにも当店キャラクターの『ぴーちゃん巾着詰め合わせ』(950円)も2月3日まで販売しています」とのこと。どちらも期間限定、数量限定なのでお買い逃しなく!
「大福は県産のモチ米『マンゲツモチ』を使用したり、栗羊羹には地元産の栗を練り込んでいたりと、地産地消の徹底ぶりが素晴らしいね」と島ちゃん。お土産をしっかり買って、いよいよ新勝寺へ向かいます!

成田山新勝寺


 美しい総門から入って本堂への長い階段を上っていくと、成田山新勝寺の大本堂が正面に見えてきました。
「やっぱりここに来ると、改めて成田を象徴する場所なんだなと思いますね」と島ちゃん。
広大な敷地をもつ境内があり、正月には多くの参拝客が訪れてここを埋め尽くします。「成田山のお不動さま」として数多くの人々の信仰を集めており、コロナ前の2019年には、三が日の参拝客数は300万人以上、年間でも約1000万人が訪れました。
「空港から近いから海外客も多かったよね~。今ようやく規制が解かれてきて、これから人の流れがどう変わっていくか楽しみです」

 なお新勝寺ではイベントも多く開催されており、大本堂の奥へと進むと成田山公園では、毎年2月中旬~3月中旬に、約460本の紅梅と白梅が咲き誇る「梅まつり」があるそう。
「年間を通して、参拝はもちろんそうしたイベントを楽しみに来る人も多いんだろうね。いつ来ても景色は綺麗だし、落ち着くし、またすぐに来たくなっちゃう」
そろそろ散歩も終了。夕刻になって早い冬の夕暮れがやってきました。島ちゃん、帰りにまた表参道のお店に寄っちゃいますか!?


取材を終えて・・・

 “成田”と聞くと、成田山新勝寺をはじめ、成田空港や成田ゆめ牧場など、よく行く場所がすぐに浮かんできます。新勝寺に参拝するときの活気ある風景、空港ロビーでのあの高揚感、ゆめ牧場の楽しそうな人々……。どれもがワクワクする光景なんだよね。そんな場所を作り上げているのが成田の人々で、今日会ったゆるキャラの「うなりくん」然り、もっと盛り上げたいというパワーを感じました。「みんなの成田」を実現するためのビジョンや意気込みが伝わってきましたね。   

お散歩情報
  1. 成田市文化芸術センター なごみの米屋 スカイタウンホール
    住所:成田市花崎町 828-11 スカイタウン成田3~5F
    TEL:0476-20-1133
    営業時間:9:00~19:00
    定休日: 月曜日(月曜日が祝日の場合その次の平日)、12月29~31日
  2. 上町菊屋
    住所:成田市上町553-1
    TEL:0476-36-8036
    営業時間:11:00~21:00 ※日曜は18:00まで
    定休日:水曜日
  3. なごみの米屋 總本店
    住所:成田市上町500
    TEL:0476-22-1661
    営業時間:8:00~18:00
    定休日:なし
  4. 成田山新勝寺
    住所:成田市成田1
    TEL:0476-22-2111
    営業時間:24時間
    定休日:なし

取材・文/喜多 雅明 撮影/織本 知之

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雑誌名:「月刊ぐるっと千葉」 

発行部数:50,000部

販売地域:千葉県全域及び、千葉県隣接エリアの書店、コンビニエンスストア、スーパー、駅売店、首都圏の主要書店など

発行日:毎月21日 ※21日が日曜・祝日の場合は前日の発売となります

発売価格:定価550円(税込)

発行社:有限会社ちばマガジン

詳しくはこちら:https://www.gurutto-chiba.co.jp/


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