居住者激増中の印西で、意外な魅力を発見!
このコーナーでは、ベイエフエムDJの“島ちゃん”こと島村幸男さんが、県内にある町の魅力をご紹介。今回は印西市にやってきました!
「アウトドアショップや飲食店などのレポートで、何度か印西には来たことがあります。自然豊かな半面、町の振興が近年著しくて活気あるよね」
本日の散歩は、いきなりサバゲー体験でスタート。実は印西は全国でも有数のサバゲー開催地です。さらにランチは隠れ家風のレストランで創作料理をいただき、午後は印西のオーガニック野菜直売所でお買い物。最後は大きなショッピングモール内にある落ち着いたカフェコーナーで、アフタヌーンティーを堪能。冷たいカフェラテを飲んで気分もスッキリした島ちゃんでした!
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サバイバルゲームフィールド「UNION BASE」
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この日最初に訪れたのは、リアルなゲーム展開を楽しめる複合的サバイバルゲームフィールド「UNION BASE」です。
「前にこの散歩企画でガンショップに伺ったけど、あの時もエアガンを試射させてもらって興奮したね! 今回は実地に立たせてもらえるということでワクワクします」
改めてエアガンの打ち方やルールについて、店長の中原拓郎さんにご説明頂きました。
「こちらは市街地やブッシュ(低木地帯)を想定した4つのフィールドがあります。装備やエアガンなどはすべてレンタルできますので、初心者の方でも気軽に参加できますよ」
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そのほか、お子様だけの開催や、親子で参加することもできるそうです!
「ゲームなどでお子様がサバゲーに関心が出て、そこへ両親が連れて行ったら、今度はお父様がハマってしまうようなこともよくあります(笑)」と中原さん。
早速、島ちゃんも迷彩ジャケットにグローブ、目を保護するゴーグルを装着してフィールドへ! ……といっても今回は取材のため、恰好だけなんですけどね~
それでもフィールドで中原さんの指示を受けながら、物陰に隠れて撃ったりと、なかなか機敏に駆け回る島ちゃん!
「いや~これは楽しい! ストレス発散にもなりますね」
通常でも60~70人、多いときは100数十人が参加するそうで、こちらの最大キャパは400人分あります。
また以前、いちご農園の方とサバゲーを連動したイベントを行ったところ、300人もの方々が参加したそう。そこで今後も地域との連携で、地元食材を取り扱うマルシェとサバゲーを連動したイベント企画も開催予定とのことです。
「千葉でのサバゲーの市場は全国の40%もあり、その1/3をこの印西や佐倉のエリアが占めているそうです。地域活性の起爆剤がこんなところにあったんだね!」
サバゲーの可能性に感心しきりの島ちゃんでした!
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かくれ里
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サバゲーでお腹を空かせた島ちゃん、次はランチタイムです!
伺ったのは、古民家風の隠れ家的な外観の食事処「かくれ里」です。
「外観から雰囲気が出ていたけど、中も落ち着いた照明でいい感じ」
ちなみに店内では、個性あふれるハンドメイド和雑貨や陶器、古民具等を展示販売しています。この敷地内奥に陶磁器の窯があり、そこで焼かれた食器なども販売しています。
迎えてくださったのは、代表の井熊 けいこさん。こちらの内装、外装ともに井熊さん自身がDIYしたとのことで、驚きです!
「もちろんオープン時のメンバーに、リフォームについて知識のある人がいてくれたからです。料理についても私は経験がなかったのですが、前職の懐石料理屋で知り合った板さんに教わりました。皆さんの協力があってここまで続いています」
なおこちらのメニューは全て御膳料理で、島ちゃんが注文したのは月ごとに変わる御膳「桜御膳」(2980円)です。コースなので前菜から始まり、続いて御所車に三段のお重が乗った可愛らしい料理が運ばれてきました。蓋を開けると細かくたくさんの料理に分かれていますが、お品書きも予め添えられています。
「当店では無農薬の採れたて野菜をふんだんに使ったヘルシー料理を楽しんで頂けます。 季節の野菜料理や、地元素材を使った創作料理をゆっくり召し上がってください」
デザートまでいただいて、島ちゃんもすっかりご満悦です!
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有機農業 柴海(しばかい)農園
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食後に立ち寄ったのは有機農業を行っている「柴海農園」へ。こちらは印西で400年続く農家の息子さんが、2009年に一念発起して独立・開業しました。
ご案内いただいたのは、その代表である柴海祐也さん。
「当農園では千葉を中心に関東圏の約300世帯にオーガニックの野菜を定期便でお届けしています。個人様だけでなく飲食店向けにも野菜提供しています」
野菜はおよそ50品目150種を栽培しているそう。
「毎月野菜をお届けするのに、変化を付けるため多彩な品種を育てています。例えばニンジンならオレンジのほかに、黄色や紫、赤いものなど……。そうしたバリエーションもお楽しみ頂ければと思います」
常に旬の野菜を届けるには不自由がつきもの、と柴海さん。
「その時に本当においしいものを食べて頂きたいのです。本来、季節によって食べられるものが違うのは自然なこと。その時に採れるものを味わって頂くことが、豊かな食生活につながると考えています」
島ちゃんもオーガニック野菜を作る身として、共感する部分も多いようでした。この日はちょうど直売の日でしたので、並んだ野菜にも興味深々。
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「健康に育った野菜はどれも瑞々しいね。あと、採れすぎたり形が悪かった野菜を加工品として商品開発してるのもすごい」
ピクルスやジャム、糀を使った加工食品も自家製造していました。
「加工品は野菜を一つも無駄にしたくないという、あくまで状況に応じて開発してきたものですが、加工品を目的に買いに来られる方もいます。百貨店や道の駅などでもおかれており、好評いただいています」
その後農場にも伺って、島ちゃんと柴海さんの農業談義はいつまでも続きました。
最後に島ちゃんが訪れたのは、ショッピングモールや大型店舗、ホテルなどが並ぶエリアにある「牧の原テーブル」。
「この辺は県内最大級の店が多くて、印西ならではの風景だよね。色々あって楽しくなっちゃう!」
同店は八千代市にある「仏蘭西料理 貝殻亭」でおなじみの貝殻亭リゾートが運営するレストランで、ガパオライスや薬膳カレー(ともに980円)のほか、ラーメン(850円)なども人気です。
先ほど食事はいただいたので、島ちゃんが注文したのは軽食、デザート、ドリンクが付いた「アフタヌーンティーセット」(1780円)。プラス100円でカフェラテを頂きました!
牧の原テーブル
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「今日はアクティブな散歩だったから、ここで簡単な軽食やスイーツが食べられたのはうれしい! カフェラテで身も心もスッキリしました」
店舗について広報の栗原麻奈さんに伺いました。
「こちらの店内は、レストランだけでなくショッピングやコワーキングスペース、シェアキッチン、カフェなどのエリアに分かれており、それぞれが連動しています。例えばキッズスペースでは、無料のおもちゃ貸し出しがあるのでひと遊びして、その後レストランでお茶を飲み、帰りにお菓子や冷凍食品などをお買い求めになる方もいます」
ショッピングエリアでは、レストランで食べられるメニューが冷凍食品として販売されており、持ちかえれば湯煎してすぐに食べられます。ほかにもバイヤーセレクトのお菓子や生活用品、衣類なども揃っていました。
「さっき行った柴梅農園の商品もある! こうして地域がつながっているんだね」
ほかにも県内各地のバリスタがつくったコーヒーが並んでいたりと、地域の人と人をつなぐ品揃えは豊富です。季節によって陳列内容はどんどん変化させているとのことでした。美味しいカフェラテを堪能し、お土産を買って、そろそろ今日の散歩もおしまいです!
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取材を終えて・・・
何度も仕事で来ている印西だけど、移住組がどんどん増えて飲食店からサバゲーまで活気がありました。新しい街づくりで、お店などが県内最大級に大きいのも魅力です。さらに今日伺った農家では、新規就農で大変なところ、直売や法人への販売、さらに加工品の製造で工夫したモノづくりをしており、若いパワーで伸びていましたね。地域の目玉となる産物もこれから出てきそうな気がします。印西ならではの町づくり、農業の未来が楽しみです!
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お散歩情報
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- サバイバルゲームフィールド「UNION BASE」
住所:印西市平賀2858
TEL:0476-76-9617
営業時間:8:00~24:00(電話受付20:00まで)
定休日:無休 - かくれ里
住所:印西市滝883-20
TEL:0476-97-0288
営業時間:ランチ11:30~15:00、カフェ15:00~17:00、ディナー18:00~22:00(要予約)
定休日:月・第3日曜 - 有機農業 柴海(しばかい)農園
住所:印西市瀬戸459-1
TEL:0476-37-7554
営業時間:農園直売:毎週水曜10:00~12:00、月1回直売:第3土曜10:00~15:00 - 牧の原テーブル
住所:印西市牧の原1丁目3番 牧の原モア内
TEL:︎0476-48-1081
営業時間:11:00~19:00
取材・文/喜多 雅明 撮影/海宝 智毅
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