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BAYFM×ぐるっと千葉連動記事「島ちゃんのぐるり千葉さんぽ」NO.8.芝山町編

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空の玄関・成田空港のお膝元にある芝山町へ!

「隣接する成田や富里などにはよく行くんだけど、芝山町は初めてなので楽しみ」という島ちゃん。
柴山町は古墳のあることでも知られています。柴山はにわ道に並ぶ埴輪を眺めつつ、まずは空の駅と航空博物館で飛行機三昧。さらにオーガニック農園のご主人と熱い農業トークを交わし、最後は地元のお茶屋で淹れた冷茶でクールダウン。
見上げた夏空に、空港から発着する飛行機が間近に見えた、かっこいい散歩になりました!

空の駅 風和里(ふわり)しばやま

さんぽスタートはまず腹ごしらえ!空港のある町ならではの、空の駅へ。
「こちらは滞在型で、食や買い物を楽しむことをコンセプトにしています」と話すのは、店長の山崎さん。店内には地元農産物や飛行機グッズ、焼き立てパンなどが販売されています。
「野菜はどれも大きくて美味しそう。このキャベツ(北海道産とのこと)なんか、洗面器くらいの大きさがあるんじゃない!?」と島ちゃんもビックリ。
敷地内にはバイキング形式のレストランやBBQガーデンもあります。島ちゃんはレストランのテラス席でランチタイム。こちらでは地元野菜を使った日替わりの創作料理が楽しめるうえ、サラダ、スープ、ドリンクはお代わり自由。
「野菜がシャキシャキで食べ応えあるね。シソのジュースもさっぱりしてる。デザートもついて、これで1700円はお得だね」と島ちゃんもご満悦。
食事をしていると、成田空港から次々と離発着する飛行機の迫力ある轟音と振動が響いてきます。 「間近に飛行機が飛ぶ中で、美味しい食事…贅沢だなあ。空の見えるテラス席は開放的で気持ちいいね!」

航空科学博物館

すでに空の駅で飛行機の魅力を堪能した島ちゃんですが、さらに航空について知るならココ! 航空科学博物館にやってまいりました。
「飛行機の仕組みや構造がわかるよう、実際の機体を使った展示物や、ライト兄弟から現代までの飛行機の歴史がわかる模型展示のほか、客席や操縦席なども再現しています」と話すのは学芸員の今野さん。本物のジャンボジェットのエンジンや胴体断面の展示をまえに、島ちゃんの目もキラキラしていました。
「操縦席に座ると、この沢山あるスイッチを見るだけで押したくなるし、ワクワクするよね~」と島ちゃん。続いてはフライトシミュレーターにも挑戦してみました!
こちらは座席から操縦方法、窓から見える景色まで、まるで本物。島ちゃんは空港着陸に挑戦しましたが、「でもその分操縦が難しい!」とアタフタ。グラグラしながら、なんとか着陸しましたよ~
さらに管制塔のような展望展示室からは、成田空港を離着陸する飛行場の様子が一望。迫力ある飛行機の姿に、航空ファンのみならず訪れた誰もが魅了されていました。

オーガニック すみだ農園

その後はまさに島ちゃんのフィールドである、芝山町の農家へ。すみだ農園の園主、住田さんが迎えてくれました。有機JAS認証を取得した1.3haの畑に、年間60~70種類の野菜を農薬や化学肥料を使わずオーガニック栽培しています。
収穫された大き目のニンジンをはじめ、ニンニクや玉ネギ、落花生などを見ながら、肥料や機器などについて、島ちゃんとの熱い農家トーク止まりません!
「園主の住田さんは元トップ営業マンだそう。話もうまいし、野菜作りも丁寧。一人で手作業でやっていて、気合が入っているな~」と島ちゃん。
収穫された野菜はポケットマルシェでネット販売されているそう。旬の有機野菜9品を詰め合わせた定期便「野菜BOX」(2,592円)が人気です。
「農地については空港の新滑走路建設で移転があるそうだけど、芝山町の有機生産はかなり盛んだということがわかりました。農家さんと話すのは本当に楽しい!」

千葉のお茶屋 隆松園

さんぽの最後は、創業70年にもおよぶ老舗の茶屋「隆松園(りゅうしょうえん)」へ。3haの広大な茶畑をもち、こちらで栽培、生産から販売までを行っています。
3代目となる代表の池上さんからは、「茶葉はやぶきた、さえみどり、おくひかりなどがあります。独自のブレンドにより、他にはない、味と香りをもつお茶となるよう仕上げています」とお茶のことを詳しく説明していただきました。
店頭には一番人気の「高級煎茶」(100g、1200円)、をはじめ、「新茶」(100g、1500円)、「芽茶」(200g、1200円)など種類豊富な茶葉のほかに、抹茶碗や急須などの茶器の販売も。
池上さんが淹れた冷茶をいただきながら、「ちょっと贅沢気分を味わえる場所ですね。販売しているものもギフトや来客用にもピッタリ!」と、さんぽの疲れをすっかり癒してもらいました。
「今はコロナで休業中ですが、カフェの営業やイベントの開催など、お茶に馴染んでもらえるような活動を積極的に行っています」と池上さん。「最近はお茶離れが進んでいるけれど、そうした活動などでお客様を大事にしてるから、長く愛される店になるんだね」と、感心した様子の島ちゃんでした。

取材を終えて・・・

芝山町の名前を初めて聞いたのは、ベイエフエムの番組中のこと。リスナーのラジオネームに町名が入っていて、そこからだんだん馴染み深くなっていきましたね。以来ずっと知ってはいたのだけれど、今回ついに来れた感じがあります。僕にしては珍しく、事前に芝山町について予習もしちゃいました(笑)
芝山町は航空に埴輪など、他にはない組み合わせが魅力的ですね。しかもそのどれもが、ここの「土地」そのものに大きく関わっている。それは古墳が出土する文化的な面もあれば、空港新滑走路開発にも大きく影響されています。今日会った農家の方も行政の就農支援で土地を借りて農家をしているなど、この大きな流れの中で芝山町がどう変わっていくのか、これから楽しみです。

お散歩情報
  1. 空の駅 風和里(ふわり)しばやま
    住所:山武郡芝山町朝倉394-15 
    TEL : 0479-77-2020
  2. 航空科学博物館
    住所:千葉県武郡芝山町岩山111-3
    TEL : 0479-78-0557
  3. オーガニック すみだ農園
    住所:山武郡芝山町菱田1452
    TEL : 090-8349-4602
  4. 千葉のお茶屋 隆松園
    住所:山武郡芝山町高田1216
    TEL : 0479-77-1280

取材・文/喜多 雅明 撮影/織本 知之

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雑誌名:「月刊ぐるっと千葉」 

発行部数:50,000部

販売地域:千葉県全域及び、千葉県隣接エリアの書店、コンビニエンスストア、スーパー、駅売店、首都圏の主要書店など

発行日:毎月21日 ※21日が日曜・祝日の場合は前日の発売となります

発売価格:定価550円(税込)

発行社:有限会社ちばマガジン

詳しくはこちら:https://www.gurutto-chiba.co.jp/


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